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ただのノート

無気力

 

 ああ、また今日が来て無気力に1日を消費していく。最初の投稿がこんなことになるとは昨日はさっぱり思っていなかっただろうが、無気力はすべてを包み込んで離さない。

 

起きてからまず動画サイトでなんとなく動画を見はじめて、なんとなく飽きたから少しゲームをしたのだけれど、ゲームでさえ無気力感でやりきれずにすぐやめた。それから久しぶりにテレビでも見るかとテレビをつけて今に至る。そしてそのまま眠くなって寝るのだ。

 一つ言い訳を言うと、テレビは内容についてはとりあえず置いておくが、その性質は非常にタチが悪い。この無気力とすごく相性が良くて、動画サイトにしろゲームにしろそれらには多少の能動力が必要とされる。動画は自分で選ばなきゃならないしゲームは主人公を操作しなければならない。しかし、テレビはつければ勝手に流れる。そうやって無思考でそれらを消費していくことができる。

 

 僕の周りに取り巻いている事柄は大きく分けて(適当に)二つに分類できる。頭の片隅にこれとこれとこれをやらなければとタスクは常に潜在しているのだが、この自堕落な無気力がタスクから僕を引き離す。無気力は代わりに申し訳なさげに誘惑を置いていくのだけれど、そいつは潜在しているから結局誘惑でさえ自由に消費できなくて最終的に寝る。睡眠は当然無思考で完全受動制だ。完璧に全自動だ。脳内カロリー消費がない。無気力のニーズに応えられている。ああなんて良いシステムなんだろうか。